前回、ドラフト2週間前の時点では、今年のドラフト目玉選手を5名挙げましたが、概ね変化はなさそうです。
1位指名の公言は、カープが青学の常廣くん、
西武が國學院大の武内くん、
ソフトバンクにも武内くんの指名が濃厚との報道がありました。
昨年は半分以上が公言でしたが、今年は少ないですね。
それだけ豊作ドラフトだという証拠です。
直前まで動向を見守りつつ、他球団との駆け引きで競合を減らす使命を考えているということでしょう。
前回の記事で挙げた4投手のその後ですが、
相変わらず好調をキープしています。
青学の常廣くん、東洋大の細野くん、中央大の西舘くん、國學院大の武内くんの4人は、甲乙つけ難い状況ですからね。
だれが1年目から出てきてもおかしくないです。
そうなると、なるべく競合せずに4投手の誰かを指名できれば今回のドラフトは成功となりますので、今年は駆け引きが捗ります。
その中で、カープが常廣くん1位を公言。
このまま単独ということは考えにくいですが、その後の公言がないことを考えると、他の選手に指名が集まる可能性が高くなりました。
そうなると、首脳陣に中央大学との縁故が多いため、西舘くんに人気が集まりそうな状況です。
逆にロマン型の細野くん、安定感が売りの武内くんは、方針が明確な球団の指名が考えられます。
スワローズの指名も読めない状況ですが、
1位を大卒の投手に行くことは間違いないでしょう。
予想としては、小川GMの縁故と橿渕スカウトのコメントを読んで、中央大の西舘くんに行きそうですが、個人的な好みとしては東洋大の細野くんに行って欲しいと思います。
理由は単純に、規格外の絶対的エースという観点で見た時に、細野くんが現時点で最もこれに近いスペックを持っていると感じるからです。
プロでも最速となる左腕での158kmを投げる投手というのは脅威以外の何物でもありません。
狭い神宮が本拠地ですからね。
技巧派だと風やマウンドコンディションによって簡単にホームランを打たれることがあります。
そこから立て直しに時間がかかり、結局先発がゲームを作れないケースがスワローズには多いです。
そうなると、コントロールはアバウトだとしても、そもそもまともに打球を前に飛ばせないような圧倒的なボールを投げる投手がスワローズには必要だと感じています。
4人の中で博打の要素が一番大きいのも細野くんですが、リターンが大きいのも細野くんです。
それだけのボールを投げていますからね。
映像を見て、特に投げているボールのすごさを実感するのは、細野くんと常廣くん。
ストレートだけで見れば細野くん。
指名に至るまでには、様々な要素はあると思うのですが、単純に私の直感としては、細野くんを推したいです。
では、最後に各球団の1位指名予想です。
結構攻めた予想になっています。
阪神:西舘
広島:常廣 公言
横浜:度会(ENEOS)
巨人:西舘
ヤク:西舘
中日:上田(明治大)
オリ:真鍋(広陵高)
千葉:細野
福岡:武内 指名濃厚
楽天:細野
西武:武内 公言
ハム:常廣
西舘:3球団
常廣:2球団
細野:2球団
武内:2球団
度会:1球団
上田:1球団
真鍋:1球団
武内くんの公言と準公言があったため、
武内くんに熱心だった横浜と中日は方針転換と予想です。
この2球団は競合を避けるイメージがあります。
ともに補強ポイントである野手の一本釣りを狙うと予想。
オリックスは、大阪桐蔭高の前田くん予想が多いですが、スカウトが真鍋くんをベタ褒めしているのですよね。
どんどん出てくる投手よりは、野手の中核を育てたいでしょうし、真鍋くん単独と予想します。
さて、どのような結果になるのか楽しみですね!
最後に、全ての使命選手に輝かしい未来が待ち受けていることを祈ります!