ご要望ではないですが、
私のことを「読書家」と言ってくださる方がいるので、
私と読書との関わり方を書いてみます。
今年に入ってからは21冊読了しています。
月に7冊のペースです。
最近始めたことは意図しての再読、
元々は冊数を蓄積することに喜びを感じていたりしましたが、
何年か前に読んだ本を手にとるようになりました。
新たな発見があるというか、
私の立場が大きく変わったのだと実感する良い機会です。
手持ちに3,4冊あって、
それを気分によって併読しています。
例えば村上春樹さんなんかだと、
言葉に影響力がありすぎて、
考え方が偏ってしまうのです。
だから哲学向けやら啓発本やら社会学ぽいのやら、
文庫2,3冊くらいを、
その時の気分で読み進めます。
自然と偏りは出てくるものですが、
そうだとしたらそれが「心が求めているもの」なので、
客観的に自分を捉えることができます。
いわゆるメタ認知というやつです。
ネットやテレビだと、
どうしても受け身に情報を取り入れてしまうもの、
その多くは望まないものだったりします。
もちろん時事問題に世界との関わり方を見出すことは大事なことですが、
「心が何を求めているのか」
能動的に手に取る情報の方が、
見えない課題を照らしてくれることが多く、
その解決策を示唆してくれます。
心に従いながらも、
それを認知して、
理想の自分へと導いてあげる作業、
読書をそのように活用できればと考えています。
読書は慣れないと根気がいるし、
相性の悪い物に当たっても、
チャンネルを変えるように手軽には手放せないもの、
だからこそ人生と向き合う忍耐力が養われる。
そのように思います。
本物の読書家と比べればたいした量を読んでいませんが、
以上が私の読書に対する関わり方です。
少しでも参考になればと願います。