「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

ドラフト2024総括 ~12球団ランキングあり~

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今年で7年目となりました。

ドラフトの総括記事!

まずは過去の記事を載せます。

 

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さて、今年のスワローズのドラフトは個人的に一言で言えば、「上位は文句なし、下位はどうなの?」です。

 

特筆すべきは、今回6大学の選手を1人も指名していないのですよね。もしかしたらスワローズのドラフト史上初の珍事かもしれません。

それだけ、リーグに拘らず指名したということでしょうか。

 

昨年とは違い、上位でかなり攻めた指名をしました!

1位で中村くん(愛工大)を一本釣り出来たのは、12球団で一番「おいしい」と言っても過言ではないでしょう。

2位で渡部くん(大商大)を取れれば神ドラフトでしたが、そこは流石に西武に取られてしまいました。

しかし、2位のモイセエフくん(豊川高)はスケールの大きな高校生。メジャーからも視察があり、モノになった時の期待値で言えば、今年の野手ではNo.1と言っても過言ではないポテンシャルがありますからね。ロマンのある指名です。

 

しかし、3位以降は尻すぼみな印象です。

3位の荘司選手(セガサミー)は、前年もドラフト候補に挙がりましたが指名なし、本当は竹田選手(三菱重工west)あたりをこの順位で狙っていたのだと思いますが、横浜がまさかの1位で行きましたからね。

繰り上げで社会人投手に行った感が否めません。

そして4位で田中くん(健大高崎高)には驚きました。

前の記事で挙げた、宇野くん(早稲田実業)が残っていましたからね。おそらく田中くんは6位くらいでも残っていたはず。単純な比較はできませんが、同じショートの高校生ならJAPANでも実績のある宇野くんに行って欲しかったです。

5位の矢野選手(愛媛マンダリンパイレーツ)も、下馬評で言えば、印出くん(早稲田大)、野口選手(NTT東日本)、育成を考えて箱山くん(健大高崎高)でも良かった。完全な無名ですからね。

 

もしも、4位で宇野くん、5位で箱山くんを指名していたら、今年のドラフト覇者でも良いくらいの高評価でしたので、そこは個人的に残念です。

4位の田中くんは、6位でも指名できたでしょう。

 

あとは、高校生投手の指名がありませんでしたね。小舟くん(報知高)、川勝くん(聖光学園高)あたりが残っていましたが、育成で他球団が指名。

支配下でも良かったのではと思ってしまいます。

あとは、即戦力の外野手を1人指名しても良かったのではないですかね。モイセエフくんがすぐに出てくることは考えにくいですからね。

加えた、センターのできる飯山くん(立正大)、中津くん(法政大)あたりの指名があっても良かったと思います。

推し球団には不満ばかり出てきてしまいますね。。

 

スワローズとしては珍しく育成で4選手を指名しました。着実に育成から戦力になった選手が増えていますからね。

良い傾向ですが、もう少し育成らしく高校生を指名することも考えて欲しいです。

 

下位指名は、現時点では少し残念に思うところはありますが、プロに入ってみないとわかりませんからね。

数年後に振り返ってみて、最高のドラフトだったと言える年にしたいです。

 

さて、全体を見てみると、大注目の宗山くん(明大)は、5球団が競合して楽天が交渉権を獲得。

そして投手1番人気の金丸くん(関西大)は、4球団競合の末、中日が交渉権を獲得です。

とにかくこの2人の評価が抜けていましたからね。

この2球団は、これだけでも大成功と言えるでしょう。

驚きの指名漏れは、高校生No.1捕手と言われていた箱山くん(健大高崎高)ですね。

順位縛りがあったのかもしれませんね。

 

後ほど、全球団のランキングを作成しますが、

他球団の総括は後に取っておいて、

とりあえず、スワローズの指名を確認します。

 

1位  中村 優斗 愛知工業大 投
2位  モイセエフ・ニキータ 豊川高 外
3位 荘司 宏太  セガサミー 投
4位  田中 陽翔 健大高崎高 内
5位  矢野 泰二郎 四国ILplus・愛媛 捕

 

育成

 1位  根岸 辰昇 ノースカロライナA&T州立大 内

2位   廣澤 優 四国ILplus・愛媛 投

3位   下川 隼佑 オイシックス 投

4位 松本龍之介 独立・堺 捕

 

それでは、一人一人見ていきましょう!

 

 1位  中村 優斗 愛知工業大 投

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中村くんの一本釣りは、非常に大きいです!

前の記事でも挙げましたが、MAX160kmと、アマチュア選手では過去にも数えるほどしか記録していない球速を引っ提げてのドラフト。

 

前の記事では「制球に若干不安あり」と書きましたが、よく調べるとこれは間違っていたようです。

むしろ四死球が少なく制球が武器の選手とのこと。加えてアマチュアNo.1の球の強さがありますからね。

1年目から出てくる選手でしょう!

これは会心の指名でした!

 

 

2位  モイセエフ・ニキータ 豊川高 外

 

ロシア人の両親を持つ、恵まれた体格から規格外のパワーを誇る高校生外野手です。

体は高校生でも既にプロに引けを取らないほど仕上がっています。

各球団のスカウトも、そのパワーの規格外さに魅力を感じており、モノになればチームの主軸を張るどころかメジャーリーグも見据えられる選手です。

 

3位 荘司 宏太  セガサミー 投

 

即戦力リリーフとして期待の左腕です。

社会人になってから力をつけてきて、昨年も注目されましたが指名は無し。

力のあるストレートで奪三振率の高い投手です。

1年目から即戦力とした活躍して欲しいです。


4位  田中 陽翔 健大高崎高 内

 

正直、印象は、元スワローズのヘッドコーチまで務めたレジェンド・宮本慎也氏の教え子というだけです。

宮本さんが自らのチャンネルで指名がかかるかどうかの当落線上と言っているくらい、スカウトからのコメントもありませんでしたからね。

4位はかなりの高値掴みと感じてしまいます。

ただ、名門・健大高崎高でショートのレギュラーを張っていた選手ですからね。スワローズジュニア出身ですし、プロに入ってからの成長に期待です!


5位  矢野 泰二郎 四国ILplus・愛媛 捕

 

全くノーマークでした。

今年は独立リーグなら徳島インディゴソックスが話題になっていましたが、マンダリンの方はちらほら育成候補がいたくらい。確認したところ、スカウトコメントもありませんでした。

プロに入ってからの成長に期待ですね!

 

 

続いて育成です。

1位  根岸 辰昇 ノースカロライナA&T州立大 内

 

前年の台湾から指名した高橋に続いて、完全に隠し球ですね。

もちろんスカウトコメントはありませんが、アメリカの大学で日本人最高OPSを記録した実績のある24歳の一塁手とのことです。

実力は未知数ですが、打撃には期待できそうです。

 

2位   廣澤 優 四国ILplus・愛媛 投

 

社会人から独立リーグに移籍した本格派右腕とのこと。ストレートの最速は158kmを記録したこともあるようです。

今年は制球重視にシフトしましたが、それでもアベレージで150kmを超えるという球に力のある選手です。

 

3位   下川 隼佑 オイシックス 投

 

2軍のイースタンリーグオイシックス奪三振王として活躍したアンダースロー投手です。2軍での実績は確かなものですので、チャンスはあります。貴重なアンダースローですからね。ワンポイントリリーフならば1軍で即戦力となることもありえます。

 

4位 松本龍之介 関西独立・堺 捕

 

所属する関西独立リーグでは、打撃タイトルを全て争うほど活躍した捕手とのこと。まだまだ19才と若い選手のようです。打てる捕手として出てくる可能性はあります。

 

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さて、今年のスワローズは投手は即戦力、野手は育成と狙いのはっきりした指名でしたね。

 

いずれにしても、指名した9選手には全員入団してもらって、大きく育ってほしいです!

もちろん全力で応援します!

 

ここからは、今年のドラフト総評ですが、

最後まで、各球団が割と下馬評通りの順当な指名をした印象です。

今はスカウトやライターの評価をインターネットでいくらでも調べることができますからね。

ファンの評価とプロの評価の乖離がすくなくなっているのかもしれません。

 

とは言え、指名が確実視されていた選手が指名漏れをするなど、意外なところもあります。

そこは、各球団の補強ポイントと合うか合わないかもありますからね。

巡り合わせなのでしょう。

 

 

さて、今年もやります。

完全な独断と偏見による、

全球団のドラフト評価!

 

1位 中日


間違いなく今年のドラフト覇者。

1位の金丸のみならず、6位まで抜け目なく高評価の選手を指名。

1位と2位で即戦力の先発左腕、3位で高校生内野手、4位の石伊は今年No.1評価の捕手。

そして5,6位でも評価の高い高校生投手を指名。

育成1位では、3位評価もあったナイキくんまで指名。

正直、スワローズの理想が詰まったドラフト。くじはあるものの、この指名をスワローズにお願いしたかった。


2位 日ハム


日ハムらしいミーハードラフト。素人の私には高評価となる。

1,2,4位で1位評価もあった高校生を乱獲。

1位の柴田は二刀流も目指せるスケールの大きな選手、2位の藤田は198cm左腕で甲子園のスター。侍JAPANを狙える素材、4位の清水も2位までに消えると言われていた長身投手。

惚れ惚れするようなミーハードラフト。

 

3位 楽天


なんと言っても宗山くんの指名。

5球団の競合に突っ込むだけの価値のある選手。2位の徳山は安定感が売りの即戦力左腕、5位の吉納も2,3位評価だっただけにこの順位での指名は大きい。3,4位が私のリサーチ外だっただけに少し評価を下げたが、宗山くんだけでも大成功のドラフト。


4位 西武


2度の外れも、1位の齋藤は元々1位評価の高校生ショート。2位で大学BIG5の1位評価だった渡部を指名できたのはでかい。

3位の狩生、4位の林は共にポテンシャルの高い素材型の選手。

下位まで卒なく仕上げた成功ドラフト。


5位 オリックス


1位で西川を外すと、すぐさま外れで麦谷を指名。外野手が欲しいと言う明確な意図が見えた。2位の寺西、5位の東山は上位評価の即戦力投手。3位の山口はスケールの大きな高校生投手。加えて育成1位の今坂は上位評価だった高校内野手、この順位での指名は大きい。

ドラフト巧者のオリックスらしく、しっかりと高評価の選手を揃えた。


6位 巨人


1位で石塚を指名できたことは大きい。

金丸の外れでも元々1巡目で競合も噂された今年のNo.1高校生。

2位の浦田、3位の荒牧と高評価の即戦力内野手を抑えた。5位の宮原は2位評価もあった本格派左腕。この順位での指名は大きい。

内野に偏った指名であるところは気になるが、高評価の選手を揃えた成功ドラフト。

 

7位 ヤクルト


1位で中村を一本釣りは、スワローズらしからぬ上手い指名だった。2位のモイセエフも楽しみな大砲候補。しかし3位以降は少し物足りないか。十分成功とは言えるドラフト。


8位 阪神


金丸を外すと、すぐさま左腕で金丸に次ぐ即戦力評価の伊原を指名。2位では完成度の高い高校生投手の今朝丸を指名。3位で急成長の木下と、ここまで高評価の投手をそろえた。

1位が少々小粒な点と投手偏重が少し気になるも、成功と言えるドラフト。


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ここからの順位づけは相当悩みました。

ここから下はほとんど差がないと思っています。


9位 ソフトバンク


昨年のドラフト覇者も今年はこの順位。

二度の外れも村上は1位評価もあっただけにそこまで遜色なし。急成長でエース候補の高校生投手。4位で宇野は惚れ惚れする指名。2位評価もあった選手。全体的に卒のない指名をしたが、2位がかなりの高値掴みな点が気になるので、この順位とした。


10位 広島


全体的に少々小粒な指名。

1位の佐々木は2位評価が多かったが、長打力は1位競合の西川よりも評価されていた選手。

2位の佐藤も順当に2位評価の即戦力左腕。

ここまでは問題ないが、3位以降は少し小粒な印象。

育成1位の小舟は将来性のある2mの長身投手。

今年は守りに入った印象のドラフトか。


11位 横浜


1位で金丸を外すと、まさかの竹田を指名。

即戦力として評価が高かったが、2,3位の評価だったので驚いた。

2位の篠木は外れ1位の評価もあった157km投手。6位で坂口を指名できたのは大きい。怪我がなければ2位評価の投手。

社会人、独立中心の指名となったため、私が評価するならここになる。


12位 ロッテ


1位で西川を当てたことは大きい。

大学JAPANの中軸として活躍した守備も良い即戦力野手。

しかし、その後は完全に独自路線だった。

4位の坂井は将来性の高い高校生投手。

例年ドラフト巧者のロッテだから、私のリサーチが不足しているのだろう。

私が順位をつけるならばこの位置になる。


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今年は、中日が圧倒的に良いです。

2位から8位までは、成功ドラフト。

それ以下は独自路線が入っているというか、

私の知識では低評価となります。


今年は独立リーグからの指名が多かった。

社会人、独立リーグはあまり情報がありませんからね。素人からの評価は低くなりがちです。


しかしプロのスカウトが見て良い選手を指名していますからね。活躍する可能性は十分にあります。

 

全ての指名選手に幸あれ!

夢を掴み取って欲しいです!