「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

音楽

Mr.Children『足音』

今年は私にとってミスチルの年だ。 後半は、ミスチルばかりを聞いている。 今はこの曲が良く心に刺さる。 一歩一歩踏みしめて歩く、 その先の未来に対する希望。 「現状は必ず打開できる」 力強さが歌詞から滲み出る。 この道を進むことで、未来は必ず良くな…

Mr.Children『365日』

「365日の言葉を持たぬラブレター」 あなたと共に過ごす時間がそのまま、 あなたへの愛情表現です。 言葉の選び方が秀逸すぎて脱帽する。 2人の時間は、2人だけのもの。 そして、2人の時間はそこまで長いものではない。 男女としての愛情の賞味期限は、 脳科…

コブクロ『永遠にともに』

心がいまとても穏やかなのは、 この日を迎えられた意味を何よりも尊く、 感じているから、 特別なことなど何もない。 ただいつもより少し、 ちゃんとした服を着てるだけ、 君はとてもきれいだよ。 何かといつも忙しく、 まだまだ思い出は多くないけど、 全て…

Mr.Children『君が好き』

最近、ミスチルを聴くことが増えてきた。 少しばかり、今の私の生活はミスチルが響く方向へと進んでいるのだろうか。 既婚者となってから、特に甘いラブソングが刺さったりするのだから不思議なものだ。 「君が好き」 真っ直ぐに気持ちを伝えること。 その重…

宇多田ヒカル『誰かの願いが叶うころ』

目の前の幸せに飛びつく。 そうすると、その目の前の幸せしか見えなくなる。 周りの目なんかお構いなしに、嬉しくて舞い上がる。 自分の幸せな姿が、知らず知らずに誰かを傷つけていることになっているのかもしれない。 その時は、そんな可能性に目を瞑って…

MISIA『幸せをフォーエバー』

祝福されているうちが華だ。 ある意味では、その期間でこれから先、長いことお互いを慈しみ合うための準備を整えなければならない。 祝福されている期間は、 そのためのボーナス期である。 「良かったね」「おめでとう」「お幸せに」 その言葉に後押しされる…

優里『シャッター』

アルバムを聴いていてとても耳に残った曲。 後悔をすればキリがない。 選ばなかった選択肢に思いを馳せればキリがない。 その時の自分にはどう頑張ってもできなかった選択。 今だから振り返って後悔するのだけれども、 当時はどうすることもできなかったのだ…

ふと流れてきた「DA PUMP」の曲がかっこいいという話

『U.S.A』を機に数年前に再ブレイクを果たしたDA PUMP。 ウォークマンをシャッフル再生させていると、 ふと彼らの懐かしい曲が流れてきた。 そして、なんともまた、これがかっこいいのだ。 「DA PUMPって、こんなにかっこよかったっけ?」という感覚のもと、…

玉置浩二『メロディー』

「あのころは何もなくて、 それだって楽しくやったよ。」 昔を懐かしみたい時がある。 ノスタルジー。 今の自分に不満があると、 昔が輝いて見えてしまう。 それを糧にして力強く前に進みたい。 いつも人は「思い出」を美しく変える。 あの頃はあの頃で大変…

Mr.Children『ファスナー』

あまり有名ではないかもしれないが、 私がミスチルでトップクラスに好きな曲の一つだ。 アルバム『IT'S A WONDERFUL WORLD』でこの曲を聞いたときは衝撃的だった。 このアルバムがまた名盤だ。 『youthful days』→『ファスナー』の流れが素晴らしい。 もはや…

森山直太朗『生きてることが辛いなら』

「人生は自己責任」 私の拙い経験からも感じるけれど、 それは間違いのないこと、 どれだけ理不尽な目にあったとしても、 誰も代わりに責任を取ってくれることなどないのだ。 だから、ある意味では責任を取ることも取らないことも自己責任となる。 この曲は…

あいみょん『双葉』

先日のライブで聴いて、 とても良いなと思った曲。 18歳の若者向けイベントのために作られた曲のようだ。 あいみょんも30に近づいてきて、多くの楽曲提供をする側になっている。 そう考えると、アーティストとしては早くも円熟期に入っているのかもしれない…

中島みゆき『時代』

中島みゆきさんがこの曲を書いたころは、 まだ10代だったようだ。 すごい感性の持ち主だと感じる。 彼女はこの世の苦しみをどれだけ引き受けて曲を書き続けているのだろう。 そういう凄みを感じる。 今生きている人生を飛び越えて、 来世や前世に思いを馳せ…

Mr.Children 『彩り』

アルバムでこの曲を初めて聞いたとき、 肩の荷が下りるような、そんな気がした。 人の営み。 それは、肩肘張り続けて、 限界ギリギリまで我慢しながら行うものではない。 自分がちっぽけな存在であることを認識しながらも、 世界とのつながりを実感して、 そ…

X JAPAN『ENDLESS RAIN』

PVは思いのほかシュールだった。 これ、みなさん地毛なのだろうか。 そんなことばかり気になってしまう。 染み渡るメロディ。 TOSHIの声と相まって郷愁的な思いに駆られる。 降り続ける雨。 その雨に癒される自分に気がつく。 汚れを、過去を洗い流して、 ま…

THE YELLOW MONKEY『JAM』

しばらく会っていないのだけれども、昔仲の良かった友人が好きな曲だった。 私はあまりイエモンを聴かないけれど、最近この曲を聴く機会があって、とても示唆的で、今の世界情勢に通じるものがあると感じた。 みんな自分と関係のある範囲だけで手一杯。 その…

ZARDばかり聴いている

今の私の状況には、坂井泉水さんの真っ直ぐで混じりっ気のない歌詞が、思い切り突き刺さるのだろう。 ZARDのゴールデンベストアルバムを無限ループで聴いている。 こんなにも世界を美しく描き出す歌詞。 透明感のある容姿と歌声も相まって、「世界はこんなに…

ZARD『運命のルーレット廻して』

出だしの歌詞が秀逸すぎる。 何故なのこんなに幸せなのに 水平線を見ると哀しくなる あの頃の自分を遠くで見ている そんな感じ ZARDの歌詞は、世界をとことん優しく見つめている。 それが坂井泉水さんの透明感と相まって、なんとも言えない「儚くも美しい世…

RADWIMPS『正解』

あまり馴染みはなかったのだけれども、 とてもいい曲だと感じた。 RADはBUMPのオマージュみたいなもの、 RADファンから怒られるだろうけれど、 私の初めの印象はそうだった。 本人たちもBUMPの影響を認めていたし、 BUMPもRADを認めていたわけだから、 外野…

レミオロメン『3月9日』

私の考えそうなことだ。 3月9日に『3月9日』の記事を投稿する。 もうブログを書いて4年になるのだから、既に一度くらいやっていたかとログを漁ってみたが、 意外なことにまだやっていなかったようだ。 Mステで特集していた、 「今卒業式で歌いたい歌」ランキ…

「気持ち」と向き合う暇もないくらい忙しい

今は自分の「気持ち」と向き合うことが必要な時期だと思うのだけれども、 なんだか周りが落ち着かない。 それに引っ張られて私も忙しい日々を送っている。 だけれども、それくらいでいいのかもしれない。 私は私の気持ちと向き合いすぎていたがために、 先に…

スピッツ『みなと』

スピッツの「普遍性」は凄まじい魅力を持っている。 私の世代よりも少し上の世代から、未就学である私の姪にまで愛され続ける魔法の力だ。 「あいみょん」はスピッツを「神」だと表現するほど影響を受けているらしいし、後世に与える影響は計り知れないもの…

あいみょん『わかってない』にみる、男女差

男と女は違う生き物なのだ。 それは人に限ったものではない。 オスとメスで生体の全く違う生き物は少なくはないようだ。 だから、世間がいくら「男女平等」を叫んだところで、それにも限界があるのかもしれない。 男は本能的に「身体的接触」を求める。 女性…

Aimer『残響散歌』を思い出す日常でのシーン

『鬼滅の刃』遊郭編のオープニングテーマだ。 Aimerさん、 よく目にするけれど詳しくは知らなかったので調べてみたところ、「エメ」と読むらしい。 特徴的なパワフルボイス、 活躍の幅を広げているようだ。 鬼滅の刃アニメ第2部は映画ほどの反響はなく、粛々…

中島みゆき『空と君のあいだに』

ドラマ『家なき子』の主題歌、 なんとなく印象に残っていた曲だけれども、 改めて聞いて、出だしの歌詞に舌を巻いた。 中島みゆきさんの言葉の選び方は唯一無二のもの、 人、そして人生をどのような目で見ているのだろうか。 「同情するなら金をくれ!」 そ…

HY『366日』

あなたのことを思い続けるのに、 365日では時間が足りない。 いつまでも、いつまでも、 あなたのことばかりを考えてしまう。 もう振り向いてくれることは2度とないのに… ボーカルの中曽根泉さんは、確かこの曲を作るために付き合っていた彼氏と別れたらしい…

あいみょん『愛を知るまでは』に滲み出る哀愁

昨年末の紅白歌合戦で歌われた曲、 あいみょんの曲は人生の本質をついているようで、 歌詞が心に突き刺さる。 2年ほど前はライブに参加するほどハマった。 今でも大好きなアーティストだ。 私よりも10近く年下にも関わらず、 どれだけ深く生きているのかと感…

槇原敬之『冬がはじまるよ』

この記事はリライトだ。 2年前に同じ曲で記事を書いていた。 tureture30.hatenadiary.jp その時は12月の始まりだったけれど、 今回は12月の終わり、 「冬が始まる」という感覚も乏しいままに、 ここまできてしまったのだろう。 慣れない環境で忙しくなり、 …

YOASOBI『もう少しだけ』から滲み出る日常に散りばめられた幸せ

言わずと知れた「めざましテレビ」のテーマ曲だ。 YOASOBIらしからぬ、 しっとりとした曲調に優しい歌詞、 だけれども、しっかりと伝わるメッセージ、 初めて聴いた時から「良い曲だな」と思っていた。 イメージの元となった小説『めぐる。』 それを再現した…

ZARD『揺れる想い』から溢れるみずみずしさ

真っ直ぐに突き刺さる。 どこか憂いのある表情で、 あまりにも真っ直ぐな歌詞を口にする。 それがZARDの魅力だ。 早世した坂井泉水さん、 その死の真相はわからないけれど、 こんなにも世界を美しものだと伝えてくれた人、 サブスク解禁によって、 より多く…