「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

音楽

YOASOBI『もう少しだけ』から滲み出る日常に散りばめられた幸せ

言わずと知れた「めざましテレビ」のテーマ曲だ。 YOASOBIらしからぬ、 しっとりとした曲調に優しい歌詞、 だけれども、しっかりと伝わるメッセージ、 初めて聴いた時から「良い曲だな」と思っていた。 イメージの元となった小説『めぐる。』 それを再現した…

ZARD『揺れる想い』から溢れるみずみずしさ

真っ直ぐに突き刺さる。 どこか憂いのある表情で、 あまりにも真っ直ぐな歌詞を口にする。 それがZARDの魅力だ。 早世した坂井泉水さん、 その死の真相はわからないけれど、 こんなにも世界を美しものだと伝えてくれた人、 サブスク解禁によって、 より多く…

欅坂46『サイレントマジョリティー』

あまりに顔立ちの整いすぎた女の子たちが同じようなダンスを繰り返すアイドルグループ、 そういうのが全然好きでは無いのだけれども、欅坂46の曲は惹かれるものが多い。 率直で痛々しいのだ。 だから、その象徴だった平手友梨奈さんは好きだし、女優としても…

スピッツ『スパイダー』の世界観に引き込まれる

スピッツの好きな曲、 『渚』『空も飛べるはず』『ロビンソン』など、 有名な曲はたくさん思い浮かぶが、初めて聴いたときから私の心を捉えて離さない、そんな曲がある。 それが表題の『スパイダー』だ。 「スパイダー」と聞くと槇原敬之さんの『Hungry Spid…

Uruさんの声が好きすぎる

何度か記事にしているが、 テレワーク中にUruさんのYouTubeばかりを聞いている。 tureture30.hatenadiary.jp 今にも消えてしまいそうな儚さ、 加えて心の底から絞り出すような力強さ、 不思議な魅力が溢れている。 無限に聞いていられる歌声だ。 本人の意向…

Uruカバー『THE OVER』に見る、心に刺さるフレーズたち

「これは」と思う曲に出会った。 Uruさんのカバーで「UVERworld」の曲のようだ。 この曲は歌詞が心に刺さる。 原曲のPVを見ると「真実の愛を貫く」界隈の作品のようだ。 「愛する人を守る力が足りない」 「だからあなたに捧げられるものはこの気持ちしかない…

すごいぞ「ますをくん」

西野カナ『Have a nice day』 「がんばれ私、がんばれ今日も、行ってきます。行ってらっしゃい」 めざましテレビのテーマソングとして流れていた曲だ。 POPな曲調とは裏腹に「病んでる」かのようにひたすら自分を鼓舞する歌詞、 どこか中毒性がありクセにな…

緑黄色社会 『Mela!』の歌詞からあふれるセンス

始めて聞いたときはグループ名のほうばかり気になってあまり印象に残らなかったけれど、 何度か聞くたびにクセになってくる。 そんな曲だ。 まず『Mela!』というタイトルがすごい。 歌詞から察するに「メラメラと燃える」というところから取っているらしい。…

miwa『ヒカリへ』から感じる「生きる」ための力強さ

この曲は石原さとみさん主演のドラマの主題歌だった。 見てきた数あるドラマの中でも不思議と印象に残っている。 『リッチマン、プアウーマン』 石原さとみさん演じる、東大卒、高学歴で記憶力がずば抜けているものの、世渡り下手で就職が決まらないヒロイン…

「ヒーローになりたい。ただ一人君にとっての」というフレーズに思うこと

何が「ヒーロー」だ。 何が「ただ一人」だ。 断っておくが、私はミスチルのファンだ。 この記事にアーティストや曲を貶す意図はない。 「ヒーロー」への憧れ、 言い換えればこれは「幼稚的全能感の集大成」だ。 子供の頃は無限の可能性が広がっているように…

Mrs. GREEN APPLE『青と夏』からあふれ出す青春臭

私が「Mrs. GREEN APPLE」を意識したのは、 アニメ『炎炎ノ消防隊』主題歌である『インフェルノ』だ。 そこからAmazonMusicで聞き出して、 アルバムをレンタルしたりなんかして、 『ロマンチシズム』という曲がお気に入りとなった。 さて、この『青と夏』 テ…

優里 『ドライフラワー』に見る、人の弱さ

この曲をちゃんと聞いたとき、 正直「痛いな」と感じた。 いろんな意味での「痛み」だ。 私の過去にナイフを突きたてられたような「痛み」 相手に対する未練を断ち切れない弱さに感じる「痛み」 そして相手を「ドライフラワー」に例える表現に対する「痛さ」…

back number『怪盗』に見る、いつまで経っても男はロマンチスト

ドラマのほうはちょっと私には合わず1話で見るのをやめてしまったけれど、 back numberらしさの爆発した真っすぐな主題歌はとてもいい。 あのドラマは石原さとみさんの無駄遣いだ。 個人的にはとても残念だった。 とまあ、それは置いておこう。 back number…

Mr.Children「Documentary film」に考えさせられる

昨年、アルバムに先駆けてミュージックビデオが話題になった楽曲、 冒頭から意味深なナレーションで始まる。 見聞きしたことすべてを記憶してしまう少女、 一日が立つと記憶を失ってしまう少年、 その二人の物語、 少女は「記憶に追われること」を疎ましく思…

back number『幸せ』 Uruのカバーがヤバい

back number『幸せ』 極上の純愛ソングだ。 好きな人には、 自分とは別に好きな人がいる。 その気持ちを応援しながら、 「それでもあなたの隣にいさせて」って、 相手の恋愛相談に乗る女性の気持ちを描く。 私があなたのことを好きなのと同じくらい、 あなた…

BiSH「アイナ・ジ・エンド」の声がすごい

一度聴いたら耳から離れない声、 そんな声の持ち主だ。 ガールズグループ「BiSH」に所属するボーカルの「アイナ・ジ・エンド」 前身の「BiS」はアイドルながら全裸のPVを撮るなど、破天荒な運営方針で話題になった。 「BiSH」にしてもデビュー当初は自らを「…

ヨルシカ『春泥棒』が頭の中でループしている

先日記事にした『創作』の中の1曲だ。 tureture30.hatenadiary.jp 大成建設のCMにも起用されている曲、 ここ最近この曲が私の頭の中で止まらない。 思わせぶりなMVから感じる印象で恋愛ソングかと思いきや、 これは「春への慕情」を表現した曲なのではないか…

ヨルシカの『創作』が名盤だと思う

前作の『盗作』でも記事を書いた。 tureture30.hatenadiary.jp 私が去年一番ハマったのがこのヨルシカ、 今年も熱は冷めなさそうだ。 『盗作』はフルアルバムだったが、 この『創作』は5曲しかないミニアルバム、 CMで起用されている「春泥棒」はもちろん、 …

YOASOBI『群青』の歌詞がとてもいいという話

何度か書いたけれど、 私は「夜行性」を自称していて、 推しは「ヨルシカ」だ。 だけれどもメディア露出が増えたからだろうか。 最近は「YOASOBI」を聞くことが増えた。 中でもこの『群青』はとてもいい。 私の解釈では「自分になる」という曲だ。 好きなも…

「映秀。」の『東京散歩』から感じる凄味

テレワークになったものだから、 適当に音楽を流しながら仕事をしているのだけれども、 AmazonMusicで不意に流れて、 「これは」と思う曲と出会った。 アーティスト「映秀。」氏の楽曲『東京散歩』 読み方は「えいしゅう」 気になって調べてみると、 まだ18…

私が影響を受けた「ラブソング」

「ラグソング」と言われて思い浮かぶ曲、 河村隆一『LOVE SONG』 「LUNA SEA」のRYUICHIが、 「ロック」のいう名のマスクを取ってソロとして活動するや否や、 激甘のラブソングばかりを歌っていた。 この曲を収録するアルバム『Love』は、 いまだに男性ソロ…

人は「イマ」を正しいと思い込むことで生をつないでいる

人は都合のいい生き物だ。 そして生きていくことは辛い。 だから選んだ道の先、 その先の「イマ」が正しいと思い込むことで、 「生きるための糧」を得ているのだ。 「イマ」を肯定する傾向、 いわゆる「ポジティブ」というやつ、 それがさんざん持て囃されて…

ありがとう、と君に言われるとなんだかせつない

耳に残るフレーズ、 宇多田ヒカル『Flavor Of Life』 「友達以上恋人未満」 うまく進まぬ恋に対するもどかしさ、 それを表現した曲だ。 リスニングが得意ではない私、 この曲のタイトルをずっと、 「Fever Of Love」(恋の発熱)だと思っていた。 だけれども…

ヨルシカのアルバム『盗作』が名盤だと思う

「夜行性」 ファンがそう呼ばれる3組のアーティストたち、 「YOASOBI」 「ずっと真夜中でいいのに。」 そして「ヨルシカ」 グループ名に「夜」を入れていることや、 その少しダークな作風からそう呼ばれているようだ。 前にも記事にしたけれど、 私の推しは…

「どーるちぇあーんどがっばーな」のその香水

「どーるちぇあーんどがっばーなの その香水のせいだよ」 ひょうきんなリズムに乗せたパワーワード、 瑛人さんの『香水』が頭から離れない。 「くまむし」や「どぶろっく」なんかを連想させる。 「チョコプラ」や「トレンディエンジェル」の斉藤さん、 さら…

【話題のCM曲】the pillows『Funny Bunny』

「the pillows」 実はあまり馴染みはない。 私の中でのイメージは、 「BUMPがカバーしていたな」くらいだ。 たびたび記事に登場するけれど、 私は「BUMP OF CHICKEN」が大好きで、 学生時代はシングル曲のみならず、 アルバム曲までほぼカラオケで歌えたほど…

話題のバンド「ヨルシカ」の曲に衝撃を受けた

前にも記事にしたが、 テレワークをしているものだから、 音楽をかけながら仕事をしている。 tureture30.hatenadiary.jp 最近の私の情報源はほとんどAmazonだ。 このバンドもAmazon musicで知った。 適当に曲を流していて、 「これは!」と衝撃を受けたので…

GLAYをBGMにしてテレワークしている件について

GLAYと言えば私の思春期ど真ん中、 小学校高学年から中学辺りだろうか。 日本中を席巻していた。 性に芽生えた時期だから、その大人すぎる歌詞にエロティシズムを感じては、 バカな男たちで口ずさみながらキャッキャしていたのを覚えている。 家で仕事をする…

中島みゆき『ファイト!』

自粛ムードでコロナ疲れ、 イベントはどれも中止、 おそらくアーティストの人たちも埋まっていた予定に穴ができるのだろう。 音楽番組ばかりやたらとやっていた。 中島みゆきさんの『ファイト!』 先日のCDTVライブライブ、 その中でリトグリがこの曲を歌っ…

366日

よく聞くHYの名曲、 だいぶ弱まってきたけれど、 まだ失恋風は止みそうにないな。 「怖いくらい覚えてるの、 あなたの匂いや仕草や全てを、 おかしいでしょ、そう言って笑ってよ。 別れているのにあなたのことばかり、」 「恋がこんなに苦しくて、 恋がこん…